大豊町から国道32号線を徳島県から愛媛県へ行く途中、桜と菜の花が一度に見れるところがありました。そこには山あいの自然に囲まれたステキな東屋もあります。2022年春の四国の桜、徳島県三好市山城町の桜です。
徳島県山城町の東(あずま)屋の菜の花
高知県大豊町から国道32号線を進んで行くと愛媛県四国中央市の新宮へ行く国道319号線の愛媛県との県境手前の徳島県三好市山城町大月に東屋があります。
ちょうどお昼を食べようと思って場所を探してたところGooglemapに「東屋」とあったので立ち寄ってみました。
行ってみるとなんと、すごくステキできれいな東屋です。
自然に囲まれた景色も抜群にいいではないですか。
ここでお昼を食べているとこの東屋の近くに住んでいらっしゃる方が
コーヒーを持参してくれておもてなしをしてくださいました。

東屋も立派でステキなところですね。
それに菜の花もきれい!
コーヒーをありがとうございます。
とお礼を言うと
「前は竹藪じゃったけんど、そこをつぶしてこの東屋を建てたんやけど」

え!この東屋って手作りですか?
もしかして、お家のお庭ってことじゃないですよね?
「いやいや、お庭じゃないけど弟が大工をやりよるからな建ててもろうたんや」
とすぐ前にある神社の事、地域の事などいろいろお話をしてくださいました。
「子供らぁが来て遊べるようにブランコも作って、下の方に池も作ったんよ。」
池には川の魚やメダカもいるらしいとの事。
「ま、ゆっくりしていってください。」
季節によって色々と工夫して手作りの休憩所みたいなところになるみたいです。
楽しみだなぁ・・・。
静かな山あいでとても景色がよくのんびり自然の中で食べるお弁当は美味しいですよ。
東(あずま)屋の横の四所神社と桜
この道の左側に東屋があって右側に四所神社があります。
さっきの方のお話によると昔はお祭りがあったりで結構人も居たりして賑やかだったそうです。
神社の脇に大きな桜の木があります。
咲いている桜は散り始めていますが、風が吹くと花びらが舞い上がってとてもきれいです。
神社の境内に樹齢600年の大きな杉の木がありました。
高さが40m、幹回り6mと書かれていて山城町の指定天然記念物になっています。
樹齢600年と言うと江戸時代よりさらに前からここにあった杉なんですね。
四国の山にはこう言った樹齢年数が経った木をよく見かけるのですがその樹齢年数に
近い年数を地域の人が住み続けて歴史を育んでいると言う事です。
すごい!知らずにちょっと立ち寄ってみた所がそんな長い歴史があったなんて感動的です。
この辺りだとおそらく平家伝説の話なんかもありそうな感じです。
東(あずま)屋へのアクセス
- 住所:〒779-5347 徳島県三好市山城町大月317
- 駐車場:神社の駐車場があります。
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