その昔、川から田んぼに水を引くために作られたという水路に沿って約3km程の遊歩道が整備されています。何百年と続いた原生林の自然をまるごと体感できる森林セラピーで心も体も癒されること間違いなしです。
久保谷セラピーロードの出発地点
高知県梼原町松原にある「あいの里まつばら」で久保谷セラピーロードの地図が載ったパンフレットがもらえます。
「あいの里まつばら」の前にある国道439号線を向側に渡って梼原町と四万十町の境にある春分峠~松葉川温泉方面に行く県道322号線に行きます。
本来ならば地図に載っている出発地点からセラピーロードを徒歩で往復すればいいのですが、今回は時間の都合でセラピーロードの真ん中あたりから出発して往復しました。
久保谷セラピーロードは坂道を下るとまさに別世界
この坂道を下って行くと川を流れる水の音がしてきました。
橋の下は川が流れてて、橋には「もみじばし」と書いてあります。
橋を渡って階段を上がって行くにつれ激しく流れていた川の水の音がだんだんと遠くに聞こえるようになっていきます。
階段を登り詰めると少し広くなった所に、木で作られた椅子がいくつかあって綺麗な水が流れる水路がありました。
久保谷セラピーロードのちょうど中間あたりにある休憩所です。
小さな水路の水は山の静けさを邪魔しないように静かに流れています。
緑鮮やかな久保谷セラピーロードは川のせせらぎと時々聞こえてくる鳥のさえずりが、心を落ち着かせます。
先程の県道322号線から歩いて来るまで想像もつかなかった光景です。
こんな感じで人一人しか通れないような道幅が狭い所があるので数人で行く場合には一列に並んだ方がよさそうです。
って言うかこの幅なら一人しか通れないでしょ!
遊歩道の反対側は急な崖っぷちになっているところもあるので危ないです。
遊歩道の崖側上からのぞくとこんな感じで川が流れているのも見えます。
小さな滝のような所も・・・・水の色がきれいです。
遊歩道側の水路には流れてきてたまったと思われるドングリ!
ここだけでなく、あちこちに何か所かドングリの集合地点があります。
まるで、お鍋の底にたまったぜんざいの小豆みたい・・・・
久保谷セラピーロードへのアクセス
須崎インターから国道197号線から国道439号線を経由して車で約1時間20分くらいです。
- 住所:〒785-0773 高知県高岡郡梼原町松原401
- 電話:0889ー65ー1250(梼原町産業振興課)
最後に・・・
こう言った自然がまるごと残っているような地域では、山の草木などで絶滅危惧種などを目にすることがあります。
めずらしいからと言ってちぎってみたり、持ち帰ったり決してせず自然に生えているものは自然の中でそっとしておいてあげたいですね。
森林密度84%、全国1位を誇る高知県の美しい自然をいつまでも後世に残していきたいです。