高知市内から約3時間半かかる民宿 福田屋さんは足摺岬の灯台のちょっと手前にあります。
気さくな女将さんが心を込めたお接待は田舎に帰って来たようなホッとする雰囲気に
癒される民宿です。
足摺岬にある民宿 福田屋をご紹介します。
民宿 福田屋の部屋からの眺めが最高
さて、福田屋さんへ到着すると女将さんが待ちかねた様子でお出迎えをしてくれました。
「まぁ、高知からやに、どこを通ってきた?遅かったやいか。」
(イントネーションは幡多弁で)
いや、女将さん初対面なんですけど
といった人なつっこい感じの方で、好感が持てます。
部屋からは目の前に太平洋が見えます。
福田屋さんの部屋は全室海が見えるそうです。
ちょうど日が沈む時間だったのでちょっとだけ日没を見ることができました。
「お風呂はどうする?温泉の券があるがやけんど、入りに行ってくる?」
(イントネーションは幡多弁で)
「ここで、入ってもえいけんど、みんな温泉に入りに行った人はよかったぁ!言うて喜んじょったよ」
(イントネーションは終始、幡多弁で)
といった調子で温泉の券をくださいまして民宿の近くにある
足摺テルメの温泉に入りに行きました。
民宿 福田屋の地元の新鮮な食材が満載の夕食
温泉から帰ったら夕食ができていました。地元で採れた新鮮なお魚のお料理が並べられています。
今日のお刺身は、びんよこ、グレのたたきです。
それからグレの煮つけ、シイラのムニエル風、カツオのたたき、サバの炊き込みご飯と白ご飯などなど、食べきれないくらいの量でお腹いっぱいになります。
夕食をたべていると女将さんがお布団を部屋に敷きに行くので鍵をかしてくださいとやってきました。
で、そのついでに
「お料理が美味しいですね。」と一言話しかけたら
「そうかね、ありがとうございます。
うちの魚はみんなそこの港で上がったもんばっかしやき、おいしいろ?
冷凍のもんは一個もないがやき、ご飯も三原村のお米つこうちょるきね、おいしんよ、お料理はやっぱりお水がだいじやきね・・・・〇※×△※〇△×」
イントネーションは終始、幡多弁で女将さんのトークショーはなかなか幕を引きません。
結局、1時間半くらいかけて夕食を食べ終わりました。
女将さんのお料理のこだわりを解説すると
新鮮な地元のお魚を毎日仕入れて、冷凍ものは一切使わずにおかずを作っています。
お味噌汁のお味噌も自家製で、梅干しや漬物も女将さんの手作りです。
お米は足摺岬の北方向にある三原村のお米を使っています。
足摺岬はお水がすごくおいしいらしく、ここのお水だからお料理が美味しくできるとの事です。
女将さんのこだわりと真心がこもったお料理はほんとに美味しかったです。
翌日、帰り際に焼きおにぎりを持たせてくれました。
とっても美味しかったです!
民宿 福田屋の女将さんは気のいい人なつっこく好感の持てる人です。
お遍路さんのお接待もやられているそうです。
女性が一人で泊まっても、安心して泊まることができるのでおすすめですよ。
民宿 福田屋へ行くまでの絶景を楽しもう
土佐清水市内から足摺サニーロードを通らずにジョン万次郎の生家がある国道27号線を
通って行くと途中のトンネルに入ると出口から道路の向こう側に海が見えます。
トンネルを抜けると大浜と言うところに出るのですが国道の後ろ側から覗く海の色と
国道とがうまくマッチしてとっても景色がきれいです。
国道27号線を通って行くと足摺岬へ行くまでにもこんな絶景が見られるんです。
足摺のサニーロードを通って行く時間とさほど変わりはないのです。
民宿 福田屋の詳細
- 住所:〒787-0315 高知県土佐清水市足摺岬1409−3
- 電話:0880-88-0529