馬路森林鉄道とインクライン 高知県馬路村

高知県馬路村の馬路温泉の敷地内に馬路森林鉄道があります。

昔、馬路村のさらに奥にある魚梁瀬(やなせ)地区では林業が盛んな地域でもあったので、伐採した木材を運ぶための森林鉄道が敷かれていました。

馬路森林鉄道は祝日と日曜日に乗ることができます。 当時の森林鉄道を再現した乗り物に乗ることができる馬路村森林鉄道をご紹介します。

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森林鉄道とインクライン

森林鉄道とはいわゆる汽車ポッポに乗るんです。それともう1つ急な勾配の坂を登って行くインクラインと言う乗り物にも乗れます。

インクラインってあまり聞きなれないですが、昔は急斜面での木材の運搬に使われていたケーブルカーだそうで、そのインクラインを木材ではなく人が乗れるように観光用に復元したそうです。

森林鉄道の汽車ポッポ

まずは、汽車ポッポに乗ってみました。

では、出発!
ガタコン、ガタコンと汽車は動き始めました。

蒸気機関車を2/3の大きさに復元したものだそうです。
動力は蒸気機関車なので石炭です・・・なんてことはないですが。

周辺の谷あいを距離にして300mを2周します。


スピードもゆるめなので、時間にして10分程度ですが景色も良く思ったよりも乗った感はあります。

乗車券に木で作った切符を記念にもらいました。
お家でコースターとかに使えそう。

 

インクラインに乗ってみよう

 
 

では、インクラインにも乗ってみます。

インクラインの動力は水なので至ってエコな乗り物です。

高低差50m、最大斜度34度ある坂道の上の方から水を出しながらインクラインを降ろしてきます。

ゆっくりと上の方に上がって行くと上がった先に展望台があります。

そこでは、先に乗って上がってきた人たちが待機していました。

そして、展望台で待っていた人たちとさっき乗ってきた人たちと交代します。

下まで降りて行ったインクラインが下の方でまた新しく乗る人たちを乗せて上がってくるまで今度は私たちが展望台で待機です。

待っている間は10分くらいですが、上からの眺めはきれいです。

最後に・・・

森林鉄道のお世話をしてくれている地元の方たちはとっても親切な方が多く森林鉄道の話やインクラインの話とか馬路村についてのいろいろなお話をしてくれます。

地元の人たちとも交流できてとっても楽しい時間を過ごすことができます。

森林鉄道とインクラインの詳細

  • 住所:〒781-6234 安芸郡馬路村馬路村大字馬路
  • 開設時間:8:30~16:30
  • 料金一般:中学生以上は400円 小学生以下は200円
  • 運行日:日曜日・祝日(8月は無休、雨天運休)
  • 駐車場:無料/コミュニティセンターうまじ(30台)
 

<森林鉄道とインクラインは日曜日と祝日のみの運行になります。>