鳥形山森林公園には石灰を採掘しているところを眼下に見られる展望台がある。と言うわけで、一度は行ってみたいと思い鳥形山森林公園の展望台を目指して行って見たのですが、なんと時期的な悪条件が重なり、到着せずに終わってしまいました。
鳥形山(とりがたやま)とは?
高知県仁淀川町の中心を流れる仁淀川の南部エリアにあるほぼ石灰岩でできた山です。
鳥形山(とりがたやま)は昭和46年から石灰岩の露天掘り鉱山として採掘を始め、標高1459mあった鳥形山は現在では約200mほど低くなったと言うことです。
今では産出量日本一のシェアを誇り、その純度の高さは国内でもトップクラスとも言われています。
鳥形山森林公園を目指して行く途中に雪が
途中で出会った地元の方に「雪がなかったらえいにね」と言われたのですが・・・。
あったよ、あったよ!雪が!
アスファルトが見えてるくらいなので、まぁ、これぐらいなら問題ないよね。
なんて楽観的に思っていました。
わぁ!すごい、下の川まで雪に埋もれている。
そして、足跡が。まあるい足跡。人ではないことは確かです。
さらに先へ進みます。
だいぶ、残っている雪の量が多くなってきました。
上の方へ行くとトンネルがありました。
このトンネルは私有地のトンネルなので一般車両は入って行くことはできません。
なんと!トンネル付近にはこんなにも雪があります。
流れてきている水も凍っています。
現在の気温は3℃くらい。日の当たらない箇所は雪がなかなかとけないんですね。
冬の鳥形山をなめてはいけなかった事
鳥形山の鉱山の入り口に到着したのですが
ここから先の道が雪に埋もれて何ともならない。
こんなにも雪があるとは思わなかったので、ノーマルタイヤで来てしまった。
なのでここから先へは進めません。
高知県内とは言え、冬の鳥形山をなめていました。
仕方がないので、下の方に車を置いて鳥居が見える階段を登って行きました。
山神社。誰も来ていないのか足跡が一つもありません。
と思ったら小っちゃい足跡が。
フキノトウも顔を出しています。
こんなに雪があるのに太陽の暖かさにつられてなのか芽を出すなんていつもながら植物の自然の力を感じます。
ここから見える景色も広々とした感じで気持ちがいい眺めです。
この辺りは標高が約1000mを超えていました。
鳥形山の鉱山が見えています。
奥の方になんか歩いて行けそうな道が見えているので行ってみました。
奥まで歩いて行ってみると道路があります。
たぶん、鳥形山森林公園へ車で上がって行く道です。
上から見ても、雪まみれ。これではとても無理。
引き返して帰ろうとしたら
ズボッ!うわぁぁぁぁ!足がはまった!
なんと雪で足を取られて足首を超えるぐらいまで沈んでしまいました。
歩いただけでこんなに沈むんだから、車では当然無理と言うのを実証していますね。
そんなこんなで、鳥形山森林公園へは到着できず、雪がとけたらまた行こうと思います。
鉱山入り口で警備している人に聞いてみると鳥形山森林公園は坂を上がり詰めたところにあるそうです。
鳥形山森林公園へのアクセス
- 住所:〒781-1803 高知県吾川郡仁淀川町別枝
いのインターを降りて国道33号線を仁淀川町方面へ
仁淀川町を過ぎて国道439号線へ入ります。
仁淀川町長者の大銀杏をすぎると右方向に「鳥形山森林公園」へ登って行く坂道があります。
高知県では標高が1000mを超える山は要注意!
UFOラインの瓶ケ森や寒風山、天狗高原や中津明神山など標高が1000m以上になる山間部は高知県内でも毎年2月終わりごろまでは豪雪地帯になっています。
雪の状況などは日々変わりますが道路状況を十分考慮した上でくれぐれも無理をしないように運転にはご注意ください。
この記事は2022年2月11日に行った時の情報です。
鳥形山森林公園から展望所までは遊歩道が整備されていますが、訪れる際は急なアクシデントがないようにしっかり準備して行きましょう。