四万十の水辺八十八カ所めぐり【上流】67番三嶋神社と69番中古屋沈下橋

四万十川の源流地から河口までの四万十川流域の自然風景を八十八カ所を巡る地図を元にこの記事では上流の水辺67番・三嶋神社と69番・中古屋沈下橋をご紹介します。

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三嶋神社と脱藩の道

四万十の水辺八十八カ所めぐり上流の水辺67番は三嶋神社です。

梼原町にある三嶋神社は坂本龍馬の脱藩の際に通ったとされる龍馬脱藩の道があります。

梼原町は那須信吾の案内の元、土佐脱藩を果たした坂本龍馬とは縁の深い土地で維新の門として三嶋神社の近くには脱藩時の様子を描いた群像が建てれています。

 

 

この道を龍馬さんも歩いたのか・・・?

三嶋神社の由来

津野経高(つのつねたか)が919年に伊豆の三嶋大明神を勧請しその後愛媛県の伊予三嶋大明神も勧請し祀ったとされています。

境内には長宗我部時代に持ち帰ったとされる樹齢400年の朝鮮松と呼ばれる大きなハリモミの木があります。

四万十川の支流・梼原川に架かる御幸橋(みゆきばし)は木造でできており川のせせらぎを聞きながら橋を渡る際に美しい梼原川を見ることができます。

また、国の重要無形民俗文化財の津野山神楽の奉納が行われることでも有名です。

中古屋沈下橋

四万十水辺八十八カ所めぐり上流の水辺69番は中古屋(なかこや)沈下橋です。

1959年に架設され橋の長さ30m、幅2.8mと小さな沈下橋ですが、国道と集落を結ぶ重要な橋として現在でも使用されている沈下橋です。

三嶋神社から国道440号線を2㎞ほど進むと橋の手前に大きなしだれ桜があります。

四国カルストの山々を目の前にのどかな原風景が残る景観は梼原町の豊かな自然美を感じることができます。

三嶋神社と中古屋沈下橋へのアクセス

  • 三嶋神社住所:〒785-0612 高知県高岡郡梼原町川西路2196
  • 中古屋沈下橋住所:〒785-0608 高知県高岡郡梼原町後別当
  • 駐車場:両所ともありませんのでご注意ください。