四万十の水辺八十八カ所めぐり【上流】86番 稲葉洞

四万十川の源流地から河口までの四万十川流域の自然風景を八十八カ所めぐりの地図を元にこの記事では上流の水辺86番・稲葉洞をご紹介します。

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稲葉洞の平家伝説

四万十の水辺八十八所めぐり上流の水辺86番の稲葉洞です。

四万十川源流点に近くにある長さが数百メートルある稲葉洞は上・中・下と3つの鍾乳洞からできていて川床より低い洞窟もあり渇水時にはその地点まで入れるそうです。

また平家伝説が残る秘境スポットと言うに相応しい所です。

この稲葉洞は別名を龍王洞と言って鍾乳洞の奥の造りが龍の形になっていて龍神様のご神体と言われています。

年に2回ほど全国の龍神様が集まる宴(うたげ)が行われるという伝説もあります。

ここから奥の四万十川源流点近くに追合いの滝と言う所があるのですが

その滝で源氏に追われ逃げ遅れた平家の親子が身投げをしたと言う伝説が言い伝えられています。

地元では平家の親子二人の為に追合神社としてお祭りをしていましたが稲葉洞の白龍様によって成佛ができたのでと言うことで子孫の方が北海道から白龍様に会いに来られました。

何とも不思議な話です。

だからこの入り口に結界みたいなのが張られて、この橋を渡るとスーッと空気が違う・・なんてなんか感じる敏感な人にはわかるかも?

風が吹いたりすると竹が揺れてザッザッザッザッザ~~、葉っぱが舞ったりしてパラパラパラとなんとも不気味な音が響き渡ってホラー映画のワンシーンのようです。

その辺に関してはGooglemapのクチコミにも何か感じるとか書かれているようです。

わたし
説得力のない私
 
 

私もゼロではないんだけど・・・・

稲葉洞の綾姫様と龍神物語

橋を渡ると綾姫龍王神社の旗とこの龍王神社の由来が書かれています。

ここに書かれている内容によると

この稲葉洞の観光開発中に病人が出て神託の結果この稲葉洞は龍王様の住処となっていていることがわかり、ここに龍王神社をとしてお祭りをすることになりました。

また、龍神物語の本ができましたので読んでくださいと綾姫様の生まれ変わりと言う方が神職さんのもとへ来られました。

その時に1冊の本を手渡されたその本には綾姫様の生涯にわたるお話が書かれていたそうです。

この奥に龍神様の住処があると言うことです。

四万十川源流点に近い静かな山間に綾姫様と龍神様とがひっそりと眠る稲葉洞はなんだか神秘的な雰囲気が漂う秘境感満載のスポットです。

稲葉洞へのアクセス

    • 住所:〒785-0411 高知県高岡郡津野町船戸4727
    • 駐車場:あり(無料)