鏡吉原ふれあいの里は予約申し込みなどが不要の無料のキャンプ場で高知市内から1時間以内で行けて緑豊かな自然と川遊びができることで人気の高いキャンプ場にもなっています。テントサイトでテント泊や日帰りのバーベキューにもおすすめのキャンプ場です。
鏡吉原ふれあいの里ってどんなところ?
鏡吉原ふれあいの里は高知市内から県道6号線を北へ40分ほどのところにある無料のキャンプ場です。
駐車場や炊飯棟、トイレなどが完備されていてテントサイトでテント泊もできます。
また、川遊びをしながらバーベキュースポットにもおすすめのキャンプ場です。
ちょっと勾配のきつい坂を降りていくと駐車場があります。
左にトイレ、右側に炊飯棟もあります。
トイレは水洗で地域の方々のお世話が行き届いているので綺麗にしてくれています。
ここに来た人が気持ちよく使えるようにマナー良く使いたいですね。
「まかない棟」と書かれていますが炊飯棟です。
かまどと水道があります。
水道と言っても川の水を引いているので、そのままでは飲めませんが食器や手を洗ったりするのには安心して使えます。
キャンプ場にはテントサイトが6基ありますが、予約申し込み不要なので先着順となっています。
さらに無料となれば日によってはテントサイトの場所取りが大変そうですね。
「マムシ注意」の看板が目につきます。
夏場はマムシ以外のヘビも活動が活発なので注意しましょうね。
但し、テントサイトには車の乗り入れができません。
駐車場やトイレ、炊飯棟などはテントサイトから離れているので少しだけ不便を感じるかもしれません。
テントサイトから下の川の手前まで降りて行くと広くなったところにあずま屋があります。
このスペースは「共有スペース」と看板があります。
ここのキャンプ場に来た人たちで仲良く共有してくださいと言う事ですね。
このあずま屋のすぐ前が川なので子供たちが遊ぶのを見守りができます。
でもこの共有スペースでのテント張りは禁止されています。
鏡吉原ふれあいの里は透明な川の水がお出迎え
4月の上旬、桜の満開日から1週間くらい経ってますが、透明な川の水面に桜の花びらが浮いてとてもきれいです。
桜の満開を見逃しても大丈夫。
風が吹くと桜の花びらが舞い踊ります、そして風に舞った桜の花びらが水面を1列に連なって流れていきます。
そして、ここに溜まる。
桜の花びらがたまっている所は堰になっていて、広くもなく狭くもなくちょうどの川幅です。
堰の向こう側は低くなっているので広々とした空間が広がります。
堰までの川の流れは比較的穏やかなので子供連れでも安心して川遊びができます。
その堰の上を渡ると向かい岸の吉原ふれあい交流館の方へ行くことができます。
なんと、交流館側の前の川には鯉がいます。
川へ降りるには、あずま屋の左の方の砂利の所を降りてすぐ行くことができます。
川の方へ降りて向かって左の方にブランコとターザンひもがあります。
夏になると子供たちが川に飛び込んだりして遊ぶことができますね。
山の麓が源水になっているので、ホントに綺麗な川の水です。
鏡吉原ふれあいの里に流れる吉原川は山の麓からの源水が流れ、やがて高知市内を流れる鏡川と合流します。
鏡吉原ふれあいの里で日帰りのバーベキュー
日帰りでバーベキューをしようと思って今日はタープを張りました。
タープの中の日陰で目をつぶって椅子に座っていると川のせせらぎが聞こえて心地よい風に吹かれて時折聞こえてくる野鳥の鳴き声に癒されます。
「あぁ~ここに来てよかった!」と思える瞬間です。
で、肝心のバーベキューはどうなったかというと・・・
あんれま!火の勢いがよすぎて燃えている・・・・・・⁈
たぶん、お肉の脂だと思う。以前にバーベキューコンロでサンマを焼いたときにも魚の脂が炭に落ちてこんな風になった事があります。
網の上に直接お肉を置いて焼くとこんなことになってしまうのです。
バーベキューコンロだと火が近いから焚き火台の方がよかったかな?
今日は他に誰もいなくて良かったぁ~。
でも、1日自然の中で過ごした日帰りでのバーベキューも充分満喫できました。
鏡吉原ふれあいの里はバーベキュースポットのおすすめのキャンプ場です。
キャンプに来て食器を洗う時の豆知識
キャンプに来ていて
「あ、食器が油まみれなのに台所洗剤なんかで食器を洗っていいの?」
なんて疑問に思うことありませんか?
でも市販の台所洗剤は界面活性剤が入っているものもあるのでうっかり川に流してしまうと
自然環境や生態系に害を及ぼしかねません。
と言うわけで、ヨモギ登場!
しかし驚くなかれ、ヨモギは昔から「食べても良し」「飲んでも良し」「つけても良し」と言われていて保湿、殺菌効果がある天然ハーブなのです。
ヨモギの石鹼やお茶とかがあったりしますよね?
なので、予めキッチンペーパーなどで油分を拭き取ってからヨモギを使って食器などゴシゴシこすると食器についた肉の脂を分解してくれます。
おまけに手もあれないし川に流れていった水で自然の川も汚さない。
ほのかにヨモギの香りがしてご覧通り食器はピッカピカになりました。
これで洗剤なしで洗えてるなんて!不思議~~。
自然の力は偉大だ!
「ヨモギよ、お疲れ様です」
使い終わったヨモギは土に埋めるか持ち帰るかしてあげてください。
機会があれば一度、お試しください。
鏡吉原ふれあいの里へのアクセス
- 住所:〒781-3108 高知県高知市鏡吉原397
- 電話番号:0888-96-2022 (吉原ふれあい交流館)
- 駐車場:あり(無料)
- 利用料金:無料(予約要らない)
- その他:テントサイト(6基)・炊飯棟・トイレ:あり
- 当然のマナーですがゴミは必ずお持ち帰りください。
- 火の取り扱いは十分にお気を付けください。
高知駅から約50分くらいです。
鏡ダムを過ぎると県道6号線は道幅が狭いので対向車の行き違いなどに注意が必要です。