高知県四万十町米奥(よねおく)にある一斗俵(いっとひょう)沈下橋は四万十川流域にある沈下橋の中でもっとも古い沈下橋で四万十の水辺八十八ヵ所めぐりの上流の水辺75番になります。
一斗俵沈下橋は2000年に国の登録有形文化財にも登録されています。
一斗俵(いっとひょう)沈下橋まで歩いて行く道順
一斗俵(いっとひょう)沈下橋は高知市から窪川インターを降りて、松葉川温泉の方に向い県道19号線を10分くらい走ると源流大橋があります。
橋を渡ると米奥(よねおく)小学校があり、小学校の前に駐車場があります。
ちょっと広めの駐車場です。
屋根付きのあずまやもあります。
ここでお弁当でも食べて見に行くのもいいですね。
一斗俵(いっとひょう)沈下橋は車の通行ができないので駐車場から200mくらい歩いて行きます。
歩いて行く途中に堰があります。
ここの堰をアユが飛び越えていくのが時々見えます。
一瞬なのでよく見ないと見逃してしまいますが・・・・
田園風景に溶け込む一斗俵(いっとひょう)沈下橋
いよいよ、四万十川流域で最も古いと言われる一斗俵(いっとひょう)沈下橋が見えてきました。
橋の長さ61m、橋幅2,5mで鉄筋コンクリートで作られた沈下橋です。
高知県内では1日に何度となくテレビで流れているコマーシャルにも登場する沈下橋です。
沈下橋から川を覗くと水の色が綺麗で底の方が見えていますが深そうです。
この一斗俵(いっとひょう)沈下橋は昭和10年に完成したのですが、その年の台風災害で橋の中央の橋脚が流されたため、復旧工事をしなくてはなりませんでした。
橋の中央付近はとても深いので岩盤まで橋脚を届かすことができず工事は難航しました。
考えた末に、橋の中央部分には橋脚がない方法で一斗俵(いっとひょう)沈下橋は完成されました。
そう言われれば、橋の真ん中の橋脚がありません。
この一斗俵(いっとひょう)沈下橋ができるまでは、周辺地域の人々は渡し船で対岸へ渡って行き来をしていたそうです。
米奥(よねおく)小学校側から沈下橋を渡った先の地域が「一斗俵」(いっとひょう)と言う地名のところです。
渡り切った県道19号線にある一斗俵(いっとひょう)側にも車が2台くらい停められる駐車場があります。
一斗俵(いっとひょう)沈下橋へのアクセス
- 住所:〒786-0094 高知県高岡郡四万十町一斗俵(いっとひょう)米奥(よねおく)
- 駐車場:あり(無料)
高知市から高速を使って約1時間10分くらいです。