夏の暑い時期は、川など水辺を車で走っていると川の中へ飛び込みたい気持ちになります。
高知県須崎市にある樽の滝は高知市内から1時間以内で行けるので、暑い夏の時期に涼を求めて行くにはぴったりのおすすめの秘境スポットです。
滝の近くまで行くと迫力のある樽の滝のマイナスイオンをたっぷりと感じられます。
夏の樽の滝
高知県須崎市にある樽の滝は高さ37m、幅6mの滝で裏見の滝としても知られていて県立自然公園に指定されています。
樽の滝では滝や川があると言ってもキャンプなどはできないのであまり人に会うことがありません。
住吉神社の鳥居があるので、奥にある滝は神聖な聖域となっているのかな。
駐車場は車5台は置ける広さです。
平家の在住の郷と書かれた碑が建てられています。
この地域も平家の落人伝説が残る場所のようです。
そういえばここから先へ行った津野町にある『森の巣箱』と言う農村交流施設で平家の落人伝説の話をお聞きしたことがあります。
滝の方へは駐車場から歩いて5分くらいで行けます。
駐車場から小さな橋を渡る時に、橋の上からもう滝が見えています。
この橋を渡ったところにある大きな銀杏の木の緑が涼しげに見えて奇麗です。
この橋、キレイに架け替えられています。
冬に行ったときはこのような木で作られた橋でした。
先ほどの橋を渡って奥に歩いて行くと流れが緩い小川があります。
向こう側に渡るにはこの丸太の上を歩いて行けばいいのですが・・・。
小川の幅はそれほどないですが、丸太を渡る時に足元がグラグラするのでちょっと危ないです。
夏場なら水に濡れてもかまわない履物か、素足にサンダルで小川の中をジャブジャブ濡れながら渡るとかの方がよさそうです。
いずれにせよ、うっかりこけて水に濡れてしまうよりかは濡れるのは足元だけで済みます。
目の前の滝からはマイナスイオンが
高さ37m、幅6mある樽の滝は迫力があります。
高知県にはたくさんの滝がありますが、結構谷間が広かったりすると遠くの展望台から見るしかできません。
こんなに大きな滝の目の前まで行けることはめずらしいです。
水が流れているところを中心に岩が湾曲になっていて、ぐるりと滝つぼを囲むような形の滝になっています。
この形状が「樽の滝」と言われる由来かもしれません。
勢いよく流れてくる滝の水しぶきが舞い上がって、マイナスイオン全開です。
ちょっとだけ水の中に入って近くに行くとミストシャワーのようです。
それに、滝の形状が湾曲なせいか、風が吹いてとっても涼しくてまるで天然クーラーです。
実際、駐車場のところまで戻って来るとぜんぜん風が吹いてなくてさっきまでの涼しさがウソのようでした。
ところで、裏見の滝と言うのは?
滝の水が流れている後ろ側へ行けると言う事なのでしょうが、どう見ても岩を登って濡れながら行くとかじゃないと行けそうにないようです。
たぶん、あの草が見えるあたりに行くと滝の裏側です。
滝壺を正面から横切って行っても無理ですね。
滝の右側も道らしき道が見えません。
水に濡れる覚悟で行くと行けると思います。
秋の終わりごろの銀杏と樽の滝
11月の終わり頃に樽の滝へ行くと銀杏の木が綺麗な黄色になっています。
駐車場からも大きな銀杏の木が見えます。
ぎんなんも転がっている。
11月の中旬を過ぎたあたりが見頃かもしれません。
冬の訪れを待つ前に黄色くなった立派な銀杏の木を見てみてください。
樽の滝へのアクセス
- 住所:〒785-0026 高知県須崎市上分甲
- 駐車場:あり(無料)
須崎インターを降りて国道197号線を津野町方面に20分くらい。
県立自然公園の看板を右に入ると一本道ですが、車道の幅がすごく狭いので対向車などにご注意ください。