四万十の水辺八十八カ所めぐり【上流】83番島ノ川渓谷と76番法師ノ越水路

四万十川の河口から源流までの四万十川流域の自然風景を八十八カ所を巡る地図を元にこの記事では上流の水辺、島ノ川渓谷と法師ノ越水路や中土佐町大野見から県道19号線沿い近辺の水辺めぐりができる所などをご紹介します。

次ページでは法師ノ越水路を紹介します。

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島ノ川渓谷

高知県中土佐町大野見にある島ノ川渓谷は残念ながらGooglemapには記されていない渓谷なのです。

紅葉スポットにもなっているようなのですが、「四万十の水辺八十八カ所めぐり」と言うサイトの地図に載っていたので行ってみました。

中土佐町の七子峠から大野見方面へ20分くらい行くと四万十川に出ます。

久万秋沈下橋を渡って右に入って10分くらい進むと島ノ川渓谷です。

83番島ノ川渓谷と書かれた標柱があります。

「おかう地蔵菩薩」と言う看板もあります。

すぐ横に川の方へ降りて行く道があったのでこの下に渓谷があるのかなと思い降りて行ってみました。

が、枕木が敷かれて少し階段状になってはいるのですが・・・

わたし
わたし

これ!あぶないよ!何回も足に引っかかってこけそうになったきね。

杉林に囲まれた小道をだんだんと下に降りて行くと川が見えてきました。

下に降りたところはあまり広くなく川のすぐ前まで道が続いています。

水面に鏡のように景色が映り込んで透明できれいな川の水です。

向こう岸の木や青空もそのまま水面に映し出されて美しい光景が広がっています。

堰があるようなので川のほうまではいかない方がいいです。

そして、後ろを振り向けばおかう地蔵菩薩がありました。

お花が添えられていてどなたかがお世話に来ているのですね。

って言うか、ここは島ノ川渓谷じゃなくおかう地蔵菩薩を祀っている場所なのでは?

と思って上の方の道路側に戻って標柱があったところからさらに奥の道へと行って見ました。

ここからさらに進んで行くと何軒か民家がありました。

すると目に飛び込んできたのは・・・・?

「緊急電話」?

そう、これは公衆電話ではなく緊急の電話なのです。

この地域での事故などの緊急時の利用を想定して設置されているようで一般の利用はお控えください。と中に10円玉が添えられて書かれています。

セキュリティー上通話記録が残ります。とも書いています。

たしかに、この辺りは携帯電話の電波が届かない地域なのでなんかの時に緊急に連絡できる手段を完備されているのですね。

島ノ川渓谷へのアクセス

中土佐町のインターを降りて七子峠から車で約20分前後。

地球裏番地発祥の地

中土佐町から県道19号線を四万十町に入って進んで行くと「地球裏番地」と書かれた案内板があります。

横にあるコンクリートの柱には「地球裏番地発祥の地」と書かれています。

これは、四万十町(旧:窪川)の上秋丸という所の裏側がブラジルのモスタルダスになっていると言う事です。

北緯33度18分02秒・東経133度06分33秒

ふるさと再生事業の一環として建てられたのかな?

目お前に四万十川があってとても景色がいい所です。

屋根はないけどテーブルと椅子が設置されているのでここでお弁当を食べてもいいですね。

四万十川も目の前を流れていて原風景が残るこの景観は四万十の水辺八十八ヵ所めぐりの番外編にしてもいいのでは?と思いました。

次ページでは法師ノ越水路を紹介します。