高知県四万十町の大道(おおどう)と言うところに龍王の滝があり四万十の水辺八十八カ所めぐりでは上流の水辺48番になります。
四万十町の大道地区は平家伝説が残るくらい歴史も古く戦国時代には長宗我部元親の地検帳にもその地名が残されていると言われています。
その先にある地蔵山には愛媛県との県境があり高知県の四万十町では最も北にあります。
四万十町大道にある龍王の滝
国道381号線の十川駅の手前を右に入る道があります。
その道が大道へ行くことができる道です。
最初は一本道なので奥へ奥へ30分くらい進んで行きます。
奥大道の入り口です。
この橋の下を流れる川の水もとってもきれいです。
そして、もみじが沢山あるので、紅葉の時期はきっときれいでしょうね。
さらに奥へと進んでいきます。
ここの分かれ道は左方向へ行きます。
後で右方向の道へ行ったのですが途中で土砂崩れがあったようで通行止めになっていました。
何百年も経つ大きな杉の木があるらしいのですが・・・・。
残念でした。
さて、いよいよ龍王の滝へ到着です。
この道の先へ行くと愛媛県との県境になります。
ここの下側から滝の方へ降りていく道があります。
と、その前に危険な看板がります。
「橋が老朽化の為、危険です。」
降り始めの階段を過ぎると石ころがそこそこある坂道になっています。
さっきの看板の「危険です。」を気にしつつ少しずつ下へ降りて行きます。
あ、見えてきた!
あの橋のこと?
確かに・・・・。
下の川が見えています。
ワ~‼下がもろ見える!
けどあんまり高くないので祖谷のかずら橋よりは渡れるかな?
と、渡る橋の横に滝?
これ?いや、違うよね?
先に進んで行くとありました。
龍王の滝です。
そして老朽化の為危険になっている橋も。
いや、これは渡れないわ。
この橋を渡ると前面に龍王の滝が見えるようです。
確かに「龍王の滝」と書いてあります。
写真がなんだかホラー映画のようになっていますが・・・・。
上の方に戻って改めてこの看板の意味が分かりました。
危険な橋は2つあったと言うこと。
四万十町大道に残る平家伝説の名残?
龍王の滝の入口付近に平家伝説が残る場所がありました。
「絹巻の駄馬」と書かれています。
この上を上がって行けばいいみたいです。
源平屋島の合戦に敗れた平家武将の門脇某は一族を連れてこの地に住居を構え、家宝の巻物を大切に保存するため年に一度、虫干しをした場所と伝えられています。
四国の平家伝説の本物だ。
四万十町大道の龍王の滝へのアクセス
高知県の四万十町大正から国道381号線を西土佐村方面に進みます。
四万十町の昭和駅を過ぎて5分くらい走ると右へ入る大道の看板があります。
ご注意ください
龍王の滝へ行くまでの遊歩道は完備されていますが小石ゴロゴロの遊歩道なので、少し危ないです。
不慣れな方は、足元にご注意ください。
今まで龍王の滝を管理されていた方がおられたのですが、現在は防犯カメラを設置しているそうです。